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  • 2015.07.11 Saturday
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横浜の病院から電話がかかってきた

 この素材は面白いし、いい作品になりうる、という気がする。
 問題はそのままの形で出すのはまずい、ということ。
 個人的なことを知人たちに知られたくない、というような心の奇妙な事情がある。
 文学作品はフィクションなのであって、まったくの作り事だと思わせたいのである。
 そこでそれを分からない形に変形しようとする。
 何かを書けば、たとえまったきフィクションであっても「個人の体験」だととられがちなことは経験からよくわかっている。


 2月12日
 ようやく会計検査も終わり、後は占用更新の作業を片づけて、その他もろもろ非常に多忙ではあるが、そう困難な問題もなく、任務を全うして次の担当に引き継ぐだけという思いでいたところ、またまた新しい調査ものが入って、それも日数に余裕がない。
 左腕の深刻な痛みがいっこうによくならないところ、これからまだ3月終わりまで片づけなければならないことがいっぱいある。ようやくそれに向かって集中しようと思っていたところ。
 痛みはそれ自体だけならそれほど深刻ではないのかもしれないが、それが生じる原因、それが進展していく先の事態を考えると、深刻にならざるをえない気がしている…


2月22日
 課題(フィクション化するにはどういう設定がいいか?)

 先々週木曜日だったか、横浜の病院から電話がかかってきた。病院の看護師(婦)さんからで、担当の医師が一度会って弟(昭彦)の病気の情況などを話しておきたいので、来ていただけませんか、ということだった。

 ちょうどその翌週月曜日が提出期限となっている本社からの調査もの(国の調査)があって、今はとても手が離せない。金曜日までには何とか片づけられるだろうから、土曜日ならかろうじて行けるかもしれない。ただそれではきつい。そんなことを考えて、「できることなら火曜日にしてほしい」と答えると、看護師(婦)さんは、担当の医師に聞いてみますとのこと。

 調査ものはほぼ金曜日には完了して本社に報告できる見込みがあった。もしできなくても、土、日出勤すれば、月曜日にはできるだろう。
 医師に聞いた結果の返事の電話がまた来るかもしれないので気になっていたが、調査に関係して現地を見にいく必要があったので、漁港へ出かけた。

 その翌日(金曜日)の朝、横浜のマルバツ病院の看護師(婦)から再び電話。先生に聞いた結果、「すぐにでも来て欲しいということです」
 前日の話では「病気と治療の状況を話しておきたい」ということだった。
 それだけでも重大なことかもしれないという気はしたが、当方は、今日、明日のことではないのだろうと思っていた。

 今回の電話ではもっと早く来られないかということらしい。事態はそんなのんびりしたものではなく、思いのほか切迫しているという印象の話である。
 当方は、それでは… と思案しながら、調査物の処理は、土、日出勤すれば何とかできるだろうと踏んだ。
「今日行きます」と答えた。
「何時ころにこられますか」 と看護師(婦)さん。「もし急な事態になったら連絡する携帯電話連絡先はないのですか」
「夕方5時半頃。携帯電話はありません」
 もう少し早く着くだろうという目算はあった。

 これはいよいよ危ないのか、と思うと弟(明彦)が可愛そうでもあり、この土、日に仕事をするどころではなくなるという思いが交錯した。報告ものを仕上げて送り届けないと本社の西野君が困るだろう。月曜日の期限に間に合わすには、この土、日どちらかに出勤しないとまずいだろう、という思いが繰り返しきた。

 すぐに家に帰り、横浜へ出かける準備をする。
 準備といってもただ服装だけだが、高校生の娘に「横浜へ行くからお母さんに伝えて」と何度か念を押した。それからわが末の弟の伸二の携帯電話に連絡した。伸二は今日は仕事を休んで町へ出てきている、これから病院へ行く予定だったという。
 すぐに伸二はわが家に来た。少し話をする。
 こちらはすぐ出かけるが、後からゆっくり横浜へ来るように言って別れる。伸二も動転している様子。
 ちょうどバスがくる時間だったので、すぐ高速バスの停留所までいった。しかし、時計を忘れてきたことに気づく。取りに帰れば次のバスになり1時間遅れる。しかし、5時までには着くだろう。迷ったが、取りに帰ることにした。看護婦の話ではもう危ないという感じだったから、もし明彦が亡くなったら、不案内な横浜で、しかも役所が閉まっている日曜日のこと、どうしようか、と繰り返しあれこれ考えた。

 舞子で高速バスを降りて、JRに乗り換え、新大阪まで。
 退職を迎えて自由を愉しもうと思っていたところ、自身重大な病気に懸かっていることが発見され、左手の痛みがずっとある。そのうえに弟がこんなことになってどうしようもない。ひたすら耐えるしかない思いだった。…

 新大阪から新幹線に乗った。車中ずっと本を読んでいた。先に博多へ出張したときに買った古代史の本『天皇と日本の起源−「飛鳥の大王」の謎を解く』(遠山美都男著)
 先に古代史関係の本を2冊読んだ後だったので、博多駅構内の本屋で目にして買ったものだ。それなりに興味深く読める。先日博多へは、以前から読みかけていた文庫本、ジェイン・オースティンの『説き伏せられて』(岩波文庫)をもっていって、旅中に読み終えた。オースティンはやはり非常に愉しく面白く読めた。この作者のものをもっと読みたい思いを感じた。博多の天神駅まで夕食を取りに行ったとき、ジュンク堂書店…
(今は3月2日、日記をつけるのさえもなかなか思うにまかせない。本質的な失語症的な状態のせいだ。)

 


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